医療業界が抱えているさまざまな問題と特定看護師の関わり方

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特定看護師が作られた背景

国の政策で医師の業務量が増えている!

日本で深刻な少子高齢化が進んでいる中、問題として上げられているのが国全体で補っている医療費。どれだけ医療費の負担をコントロールできるかがこれからの社会を支える大きなカギです。そこで国が提案したのが「在院日数の短縮化」。医療費軽減に繋がるだけでなく在院日数が減ることで病床数も少なくなり、看護師の人員不足の改善にも繋がるという見解から、政策を推し進めるようになりました。
しかし実際には在院日数の規定が厳しくなり、医師の業務量が増えてしまい医師不足に拍車がかかるという困った事態に。そこで「医師の負担をやわらげるために」と提案されたのが、看護師が医療行為を行える「特定看護師」の制度です。

特定看護師導入で医療の質の向上が望める

特定看護師の制度には、医療の質を高めるさまざまな長所があります。
まずは就労環境の改善。看護師と仕事を分担できるので、医師が働きやすくなります。スタッフにゆとりができて現場の雰囲気が良好になれば、患者さんにとっても居心地のよい病院になりますよね!
そして、理想の医療環境のモデルである「チーム医療」の推進にも繋がります。チーム医療とは、患者さんの症状に合った専門スタッフがチームの一員として、連携して治療を進めていくこと。以前より「看護師が医師の下でしか動けないため個人の主体性を発揮できない」ということが問題視されていました。その点で特別看護師は医療に自分の意思を反映できます。

他にもさまざまなメリットが!

特定看護師の制度は、医師・看護師だけでなく患者さんにもメリットがあります!
1つ目は患者さんの待ち時間、療養期間の短縮です。看護師が医療行為を行えば医師の負担が減り、病院全体の業務効率が良くなります。医師の仕事量に余裕がでて、治療にしっかり専念することができるので医療サービスの質・安全性も高まります。
2つ目は訪問看護で看護師が医療行為を行えることです。年々、高齢者の間で在宅医療のニーズが高まっています。そのため、「自宅で介護・医療ケアを受けたい」という方を支える訪問看護師が重要視されています。在宅療養の需要が増える中で、看護師が医療行為を行えるようになればより多くの患者さんを助けることが可能になります。
3つ目は、看護師が高いキャリアを積めることです。看護師が医療に関われるようになることで、医師・看護師両方の知識と技術を学び、経験することができます。

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